門に桟がかかっていると全ての答がある中に入れない

モンサント社がグリホサートで癌になった夫婦の訴訟に負けた!

これは現代史に於ける大きな転機だと思います。このような最悪の事態を引き起こす人たちは勿論のこと、それを見過ごしてきた無関心な人達も大勢いたことが原因で、次から次へと人類社会を襲う災害が発生しています。もう誰にも否定できないほどのひどさになってしまいました。

最近発刊した『仏眼の』第一部の「舟を岸につなぎなさい」では、人類はどうしようもない流れで滝つぼに向かって行く笹舟に乗っている蟻のようなものだという比喩が使われていました。舟の上で喧嘩しようが、仲よくしようが一切お構いなく滝つぼに向かっているという点では私たちは一連托生(いちれんたくしょう)、つまり誰が善で誰が悪かなど互いに指差しあっても意味がないと言っているのです。

ではどうすれば良いのか?

答が第二部の「仏眼」にあります。読んですぐに理解できる人もあれば、なかなか分からない人もあるかと思いますが、暗中模索ではなく、文章で提示されているのです。本気で真剣に読んで行けば、何回目かで少しわかってくると言ってくれた読者の男性がありました。永年お付き合いしながらその方が今回の出版を契機に今まで考えなかったことを考え、その結果を報告してくださったことをきっかけに今回の記事を書いています。

もう一つ大きなきっかけは、小田野先生から直接講義を受けておられたアメリカ人のスティーブさんという方がつい最近癌で亡くなられたことです。オーガニック食品を販売している会社の経営をなさっていましたし、合気道という心身ともに鍛える運動も続けておられた有段者で、精神的にも安定性の高い人柄だったにも関わらず、癌にかかってしまったのです。これが同じ笹舟に乗った、一連托生ということの意味を如実に示しています。善い人でも健全な意識を持ち、健康にも十分に注意して生きていても、誰彼構わずに災害は襲ってくるのです。

モンサント社という例を見ることで、人間性の一部分である度し難い側面と、「幸せに輝いて生きたい」という本音の部分について考えて見ました。モンサントを字分けしました。

 

私達が人間という形態で生を受け、生命活動をしているその産みの親は人間ではありません。人間の親は肉体に備えて頂いている機能を使って、受精卵から一人の人間として生まれてくるまでを「お任せ」で全部やって頂いているのですが、自分では「親」だと思っています。これが本当の親ではないということを真に認識するには、字を見ると分かります。親を分解する、つまり「切り分ける」と分かると教えて下さっている言葉があります。「親切」です。

親を切り分けると「立、木、見」と三文字になります。立(立証)つまり存在している、木(モク-網空)つまり空という目に見えない世界の透明な網、これを見る(観察する)、というふうに取れます。実の親とは透明真空の網である母(同時に父も一体で支え、機能している)なのです。父という縦軸と母という横軸が交叉(点-回転軸)しているエネルギーが常に絶え間なく云(運)んでいるのが生命のエネルギーであり、知恵であり、食べ物を生産する地球のような生産地なのです。人間の体は勿論のこと、空気も、水も、太陽光も、微生物も何一つ人間に作れるものはありません。人間に出来ることは壊すことだけです。そして毎日せっせとそれを行っています。「自然にお任せ」をほぼ完全に忘れ反って生きてきた結果を今、癌や、精神病や、戦争という形で受け取っていることになります。

答を見ることができる、いわば図書館のような情報源は門の中にあります。その門に桟がかかっているのを開けて中に入らないと真理は見ることができないのだとモンサントが教えてくれました。

注。
グリホサートは発がん性はもちろん、植物を枯れ死させてしまうが、同様に土壌細菌や腸内細菌も損なう。腸内環境を破壊することでアレルギーなど自己免疫疾患などの原因になったり、神経毒として自閉症や認知症を誘発する可能性が指摘されている。また、生殖に与える影響も懸念されている。精子の数の激減、胎児の発育に影響を与える可能性だけでなく、世代をこえて影響する危険を指摘する研究結果も発表されている。ベトナム戦争で撒かれた枯れ葉剤によってつくられたダイオキシンは三代にわたって影響を与えるといわれるが、グリホサートにも同様に世代をこえた影響が出る可能性も指摘されている。
以下のサイトにモンサント関連記事がのっています。
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/11791

2019.11.02

「門に桟がかかっていると全ての答がある中に入れない」への1件のフィードバック

  1. Hi there! Someone in my Myspace group shared this website
    with us so I came to look it over. I’m definitely loving the information. I’m bookmarking and will be tweeting this to my followers!

    Exceptional blog and terrific design.

cheapest place to buy cialis へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です