小田野早秧先生がある時誰かが持ってきた古くなってカビの生えたカレーを見て、箸でグルグルっとかき回し、食べ始められました。驚いて「先生そんなことしたら、お腹毀します」と止めました。
私の顔を見て、「別に大丈夫ですよ。でもあなたは止めた方が良いかもしれないわね」とおっしゃいました。
しばらくして、「あのね。今ダイオキシンという毒について騒がれているでしょう。枯葉剤かなんかで。それが食べ物にも入って来ているって。あれを今度持ってきて下さらない。私それを飲んで見せますよ。多分何ともならないと思います」
目を白黒させて、先生のおっしゃることの意味も解せずにいた私でした。まだお伺いして日も浅く、光透波のエネルギーの何たるかも何も知らないに等しい私でした。
何が言いたいのかと言いますと、ある人には毒でも他の人には毒ではないということの意味です。人それぞれ自分の体を健康に保つ機能を持たされて生まれて来ているのですが、その後の生き方でその機能がどんどん失われて行くもののようです。そこで毒を字分けして皆様にもシェアいたします。地球環境も汚染で「毒化」してきていますので、それで病気になっている人たちが周囲に大勢いるからです。
生き方と物事の捉え方次第で、個人差が出てくるということになります。ダイオキシンは試しませんでしたが。
2021.8.24.11.14 毒という字を頂く
まず、この宇宙の成り立ちは、先にエネルギーが中心に向かって集まって、集まる毎に重力が加えられ、加圧の果てに究極の黒一点となり、これ以上行き場もない結果として爆発反転して拡がり、現宇宙という電磁場が出現したという順序性を見てみると、磁性が先、次に電性が生じたとなります。父の磁性(閉じている状態・閉音=ン)があって、母という電性(開いて母音が出来た)が出てきたわけです。
求心の極みの閉じた状態から遠心の開いた状態が出て来たのだと踏まえると、毒は毒ではなくなります。法則性を理解すると「毒」という概念が「道空―空の道」という天然の普遍的意味に変換されます。空は天ですから天への道と取れます。天への道はそれ自体が實の叡智を指しています。その實智を理解するには、自分で考え(首が走る、つまり考えるという行動を意味することを字が教示しています)天(アメ雨)への路は各人の足で踏んで行くというのが「露」という字で示されています。天への路とは土(十ト一ヒ→問)に有りです。
隠されている意味が現れる(露呈と言います)のは概念を天然の意味に変換することで可能となります。宇宙の(干・電磁場)の成り立ちと法則を求めて天への路を私も歩んでいるわけです。
ぜロから無限まで永遠に続く数ですが、数は分かれて部分的に示されます。例えば日付です。それで日付をサイン(メッセージ)と受け止めて、意味を探ります。
2021はこの前の字分けで書きましたので省きます。8.24.11.14ですから、8(H)は24(X、エクス工空数)、空の工タクミという知恵を数を通して得る)。それをするのは14(N、ン)が母の働きで開いて出て来た「ナニヌネノ」、真ん中にある「ヌ」は奴(人間の意)で、その責務は、音の能(ノ)を何(ナ二)と問う、考えるという仕事です。11もやはり十トと一ヒ、問です。そしてアルファベットのKの順番です。計は全き(十全の)言(コトバ)ですから詞という、光透波を指し、同時に計らいという意味もあります。人智で計り難い計らいで、計りしれないのが私の拙い理解力です。でも24を足して一桁数に戻すと6ですので、ム、務めと取り、各人の務めとも解せます。ツトメ、透明に通じるまで務めることでその積み重ねが毒を毒でなくなるまでの人に培って行くのでないかと思います。これは言葉を使って、文字を分けて行います。そして概念でガチガチに固まった自我意識を回答を通して解凍して、理解して行くわけです。これでもう毒なんか少しも怖くなくなります。死ぬのも、病むのも怖くありません。とてつもない解放感です。愛は不断に流れています。「バカの壁」で遮断しないでただ悦んで受ければ良いだけです。時には非常に厳しいのが愛ですが、感謝して頂いております。
2021.08.25
静流さんこのように分けていただくとわかりやすいです。
字分けという方法は、生活の様々なことを問うことで、人が作ってきた概念という意味を宇宙本来の意味、天念に読み替えることができますが、宇宙の音本来の意味を示された「天鏡圖」が必要です。
地上での全ての生物や現象は宇宙本来の法則の「天映し」なので、その意味を問うことによって宇宙数法則が地上に現象していることを学ぶのだと思います。
植物の「木」の意味、「鳥」の意味、「魚」の意味、「岩」の意味、「空気」の意味、五感では捉えられない物、事の意味、病気、教育、エネルギー、哲学、芸術、経済、政治….等等
字分けによる問いは物質も、現象も、心の様々なことも何もかも全て、真空透明の御能きによって示されていることを知り、理解し、納得することで概念から天念を抽出し理解するのでリカヒ→光に転換できるのです。
だから「透明」を「問命」と書けるのだと思います。
ありがとうございました。